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#306 |
2005.8.4 | |
栃木県 LRT導入検討活動ますます拡大化 |
宇都宮市を中心にしたLRT化の構想は衆知であるが、最近は栃木県全県的にLRT案が発案されている。日光市ではかった存在した路面電車が走っていた実績から観光と環境の両点よりLRTの検討委員会を立ち上げる話とか、知事は宇都宮市のLRT線を延長し真岡鉄道まで延伸したい発言までますます拡大している様子。この栃木LRTブームの元はもちろん福田知事であろう。 この空気は先月宇都宮市にてで行われた全国大会でも表明されているが、流れを追うと
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例によって栃木県の鉄道体系を勉強してみた。下図のようになる。 |
2000年代のLRT新設が実現する可能性は栃木県にて真っ先に顕在化してきたようだ |
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#305 |
2005.7.25 | |
富山ライトレール 電停命名権販売とベンチ寄付金募集 |
富山市長が社長を務める富山ライトレール社はその積極性とアイデアがいつも注目される。 同社はリニューアルされる富山港線13電停のうち新設される下図4ヶ所の新電停について、命名権を販売することを決めた。電停名は通常地名に準拠した命名をするが、今回は企業名をつけた電停になろう。 秋までには基本価格と期間を検討して正式に募集する。 |
同社は同時に、路線13駅に設置されるベンチ168基についても、下図のようなメッセージ・寄付者名・年月日を刻んだ直径7センチのプレート寄付金を募り、ベンチの背もたれに取り付ける。寄付金は1基あたり5万円。市長社長は「寄付をすることで路線に愛着をもって貰えたら」と表明。こちらは既に募金を開始している。 |
関連サイト:富山ライトレール株式会社 |
館主感想: 赤字が予想される新社について責任者であるアイデア市長の着想らしいが、各社ともこれくらいの思い切った市民参加兼増収策を見習ってもよいと思います。 |
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#304 |
2005.7.19 | |
長崎電軌 超低床車3000形がローレル賞を受賞 |
長崎電気軌道が04年3月に導入運用開始をし、本年1月には2号車も運用に入っている超低床電車3000形が、昨年10月に good design
賞を受賞したことは既に紹介したが、この度鉄道友の会の2005年度ローレル賞にも輝いた。 受賞のポイントはメンテナンス性の高い駆動装置を開発し、かつ車軸方式にて100%超低床化した路面電車を国産で始めて実現したことによる。 既にローレル賞を受賞した超低床車は1998年の熊本市電9700形、2000年広島電鉄5000形Green Mover 、2001年名鉄岐阜美濃町線モ800形、2003年岡山電軌9200形MOMOと鹿児島市電1000形ユートラムがある。 |
長崎市西浜町を走行中の3000形 photo:[長崎の路面電車] 崎戸秀樹氏 |
参 考 サ イ ト :鉄道友の会ホームページ 〃 :長崎の路面電車 (駆動装置の写真と解説がある) 関連 ニュース :長崎3000形 Good Design 賞受賞 関連情報ページ:日本のLRV 画像・三面図・諸元 (当館データベース) |
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#303 |
2005.7.7 | ||
宇都宮市 人と環境にやさしい交通をめざす全国大会 速報 |
先週6月25日 宇都宮大学工学部にて標記全国大会が行われ無事終了したようです。大会事務局長の内田敬之氏より速報が送られてきましたのでご報告します。当日の熱気が伝わってきました。 6/2掲載した宇都宮大会開催の案内ページは |
■事務局内田氏からの第1回全国大会ご報告 ●大会名:第1回「人と環境にやさしい交通をめざす全国大会」
◎「LRTの整備の促進に関する法律」草案及び検討経緯は 下記の主催者ホームページをご覧下さい。【毎月・7日更新】 ◎「路面電車の未来へむけて」第3集 2005,6,25発刊 −第1回 人と環境にやさしい交通をめざす全国大会・論文集− 参加論文 12セッション 77編を収録 ※12セッション概要は同じく下記主催者ホームページ【毎月・7日更新】参照 ○頒価1冊 3000円 送料を含む 〔品切れの節はご了承下さい) 10部以上一括購入の場合 @2500円、5部以上@ 2800円 送料を含む) 〔特別掲載・論文〕 1.21世紀の交通に求められる考え方と方向性 曽根 悟 工学院大学教授 2.アメリカ南部のLRTを視察して 古池弘隆 宇都宮大学教授 3.デュアル・モード・ビークル(DMV)の概要 柿沼博彦 北海道旅客鉄道兜寰ミ長 ●主催者ホームページ: AREEV・LRT-NET・SEV・AEVS 合同ホームページ ●事務局:SEV/AEVS事務局長 内田敬之氏( sev@mb.infoweb.ne.jp ) |
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#302 |
2005.7.1 | ||
富山市 富山港線 新LRVデザインカラー決定 |
今、我が国で一番注目されている路面電車会社は富山ライトレール社ではないだろうか。富山駅から富山港までの路線建設は着々と進んでいるようだし、最近のニュースによると、北陸新幹線富山駅立体高架工事に関連し、ライトレール社の富山駅北電停から高架をくぐり既設の市内線と接続する工事予算が国の承認を受けたようである。 同社車両のデザインはアンケートをベースにして既に決定していたが、カラーについても最近決められ公表された。即ち導入される7両のLRVは白を基調にして、更にアクセントカラーとしては1車両ごとに色を変えた7色のレインボーカラー車両が出現する。 |
この車両例のアクセントカラーは赤色。他にオレンジ、イエロー、イエローグリーン、グリーン、ブルー、パープルの車両ができる。 | ||
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車両完成予想図(合成スケッチ) | 完成内装予想図 | |
関連ニュース:富山ライトレール 富山港線のLRT工事を着工 富山ライトレールデザイン決定 関 連 サイト: 富山ライトレール社ホームページ |
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#301 |
2005.6.20 6/29情報追記 |
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函館市 新幹線新函館駅へLRT敷設と函館山までエスカレータを |
提案情報の詳細追記 (6/29) 函館市在住の中里氏がハコダテ・スローモール・プロジェクト2015資料の取り寄せと北海道新幹線コースの調査をされ、その情報を頂いたので追記します
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東芝エレベーター社がハコダテ・スローモール・プロジェクト2015なる構想を纏め発表した。内容は
(注)東芝エレベータHPにも正式な掲載がないのでねらい等は若干推測した |
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館主感想: 愕くべきアイデア・提案である。情報は北海道新聞と同市在住の中里俊之さんから頂いたものだが、コース等は不明なので、函館市事情の勉強を兼ね館主があくまで仮想にてルートを作図してみた次第。郊外は新専用道を新設する案かも知れない。 函館市にとって観光は重要産業。海外からの観光客が増えている様子。新幹線からのアクセスも、目玉観光スポットの付加価値増も両方大事。一見とてつもないプランが2015年には実現すれば素晴らしい。関係者の相当な飛躍も必要であろう。事業者が本業を兼ねてLRTプラン作成とは新方式として評価。 |