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#235 ・ | 04.2.1 | |
堺市 懇話会が東西線LRT路線具体化案を提出 |
昨年12月20日既報したように、堺市では市の東西を貫く中量輸送用鉄軌道系の建設案を堺市公共交通懇話会(座長:京都大学大学院
青山吉隆教授)に依頼していたのが、3月の予定より早く、1月に提示された。 提案の要点は
これで堺市の東西線構想はLRTを選び一歩前進した。 |
参考サイト :「東西鉄軌道の実現に向けて」;堺市公共交通懇話会 関連ニュース:「堺市 市内東西間の鉄軌道にLRT案」 |
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#234 ・ | 04.1.22 | |
鹿児島市 市電電停が新幹線駅前に移設された |
九州新幹線鹿児島出発に関連してJR西鹿児島駅(開業時に鹿児島中央駅と改称するらしい)の駅前が大改造を重ねている。関連して計画されていた鹿児島市電の西鹿児島駅前電停が1月11日新駅の所定の場所に引越をした。 今回は黒瀬さんから現場の生々しい写真を頂いたので紹介しましょう。 |
上の地図のダイエー8Fから撮影した新西鹿児島駅電停。 地下道から直接市電ホームに出ることができる。 下の線路はいままで使用したもの。 写真の上部中央右に新幹線ホームらしきが望見される。 |
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新ホーム。但し、まだ仮電停なのですこし寒々しい。 右端に地下道からの登り口屋根が覗く。 館主にとってはセンターポール化が実施されているのが羨ましい。 関連ニュース: 02/9鹿児島新幹線駅案公表 |
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#233 ・ | 04.1.14 | |
熊本市電 動植物園前まで800m延伸の案 |
熊本市は市電を動植物園前から南に800m延伸して、熊本市動植物園まで新設することを発表した。途中コミュニティセンター前新電停を設け、終点動物園電停との間の市有土地にパークアンドライト用駐車場を新設ける。市としては動植物園、江津湖周辺までを一帯とした総合的観光開発を考えている模様。その計画の一部として市電延伸を位置づけているのが特徴。 総事業費は10億円。04年度中に基本計画をつくり、2008年度中に開業を目指す。 熊本市としては本計画を、政府の地域再生本部が募集している「地域再生推進のためのプログラム」に応募するということである。 (くまにちコム情報による) |
またまた熊本市より矢継ぎ早な計画が流れてきた。元気な都市である。本案は市の開発総合計画の一環としての計画であり、プランの中には新電停に隣接して330台の駐車場を作り、都心への通勤者用に本格的パークアンドライトを実行する考え。 土地は全部市有地ということであるし、調査結果にも依るが実現性が高い案ではなかろうか。 |
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#232 ・ | 04.1.7 | |
熊本電鉄 延伸して熊本市電とLRT接続案 |
国土交通省九州運輸局と熊本県が策定中のプログラムの中で、熊本電気鉄道の狭軌軌道を熊本市電に合わせ改軌したうえで延伸し、市電と相互乗り入れをはかり全体をLRT化する案が進行している模様である。早ければこの夏に提出する概算予算要求で事業化を図る予定という。 案が実現すれば熊本電鉄北側始発駅御代志を出て藤崎宮前駅、坪井川沿いまたは国道3号線を経て熊本駅までLRVによる電車にて直通することになる。郊外線は70km/hLRTを使用した場合御代志〜市役所間の所要時間は30分以内になろう。 計画では標準軌化に合わせホーム高さも低床化しバリアフリー化を計る。延伸部分は既設道路を改造するため道路中央部に単線3m幅を確保する計画。 事業費は改軌、ホーム低床化、路線延伸、車両費を含め80〜90億円 本年度末のプログラム策定後は国、県、熊本市、熊本電鉄等関係者がルート案、事業費分担等を直接話し合うことになろうとの予想。(くまにちコム情報による) |
館主のお願い: 正月を意識したわけでもないのだろうが明るいニュース。 熊本市に行くと辛島町で下車し繁華街下通、通町筋電停を経て上通を歩き藤崎宮前に至るルートがお馴染みの都心回遊正統ルート。このルート周辺には賑わい創成のお店が群がっている様子は訪問者ならとっくに承知の地理的条件。もしこの案が実現すれば都心活性へのインフラ効果は計り知れないものがあろう。 この案は02年正月に掲載した「九州運輸局調査委員会10ルート案」のうち「熊本電鉄都心結節案」が動き出したものと推定する。 私事だが、広電宮島線(鉄道)を館主の足としているが、これは市内都心(軌道)へ乗換無し乗り入れるのがすっごく便利。 いつも乗客で混雑しているけど、この利用されている事実こそ広島電鉄にとって経営黒字の柱になっているに違いない。 熊本市の案もいろいろ課題があろうけど、「市民がよろこぶ」ことを念頭に、「日本で始めてはいつも熊本市電だ」の伝統をこんども活かし、実現のために何事も協調につとめ、ぜひぜひ実現の日を迎えて頂きたい。m(_)m |
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#231 ・ | 04.1.1 | |
高岡市 万葉線 今月にも新低床車営業運転まじか |
2002年4月に加越能鉄道を引き継いで高岡市、新湊市の支援で誕生した第三セクター万葉線に、03年12月待望の新車が登場した。形式は1000形。 100%低床式の新車で岡山電軌9200型と基本的には類似しているが、ドアの数は3カ所から2カ所にするなど、その他北陸地域を考慮があるのであろう細部はいろいろと変更されており異なる。入庫は2003年12月12日で早速試運転に入った。外観は伝統の赤色であるが、これは地元伝統産業の高岡漆器をベースにした色を採用している。床面高さも30cmと押さえられており、市民に好意を持って迎えられるに違いない。 製造は新潟トランシス株式会社製。営業運転は1月21日(水)からの予定である。 |
万葉線米島車庫に 到着した1000形車 (北陸中日新聞) |
万葉線ってどんなところを走っているのだろうと思い調べてみました 高岡駅前〜六渡寺間は軌道、六渡寺〜越ノ潟間は鉄道。米島口には本社と車庫。 |
長崎電軌でもリトルダンサーの新低床車3001形が12月入庫しており、近々営業運転に入るはず。こちらの様子も引き続いてお知らせします。 新年早々国内東西でLRV新車が2セットも入るとは眞にめでたいことです。が、本命は路線新設か延伸決定の朗報でしょう。本年こそはどこかの都市にて名乗りを挙げられることを正夢としたいものです。 本年もご愛顧このほどお願いいたします。 万葉線1000形の3面図・諸元その他詳細を同時掲載しました 見てください |