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#225 ・ | 03.11.19 | ||
浜松市 フォーラム 「LRTが街を変える」 |
昔といっても3年前の秋に浜松市の高橋歩さんを中心とする市民団体が「浜松都市圏 LRTシステム導入提案」を発表されたのをご紹介しました。その後の動きは如何と思っていたところ、1985年に発足したという市民団体から、新たに浜松LRT路線構想が発表されました。 案はより大規模化され、建設も三次に分けての提案です。目を引いたのに使用車両案が燃料電池車を使用するということもあります。 その技術的詳細は解りませんが、もし新電源のLRV・路面電車が実現するにはLRT新設都市に於いてしかないと考えているので特に興味を持ちました。どうぞ出席可能の方はぜひお申込を。 |
LRTが街を変える
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■日時 12月7日(日) 13:00〜17:00 ■会場 フォルテ地階ホール (JR浜松駅北口徒歩1分) ■内容 ・世界と路面電車プロモーションビデオ放映 ・LRTとパークアンドライドによる新交通システム案の提案 ・行政・市民・経済界・鉄道事業者・まちづくり関係者によるシンポジウム ■定員 500名 ■参加費 1000円(資料代) ■主催者兼申込先 浜松都市環境フォーラム 事務局 〒432-8052 静岡県浜松市東若林町1220−5 TEL 053-448-7119 FAX ー7116 wbs02606@mail.wbs.ne.jp |
参考資料その1
参考資料その2
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#224 ・ | 03.11.10 | ||
岡山市 初の「全国バスマップサミット」開催 |
路面電車とバスとは深い関係のある公共交通機関である。市民の立場からすれば、都市における両者は共働し補完すべき機関であり、競争機関であって欲しくない。 日本各地の都会ではバス会社多数が存立し、「自社のバス路線情報は印刷頒布はするが他社のは知らん」というのが多く、これでは乗客は「いつも乗るバス以外は使用しない」となってくる。 これを打破したのが1998年岡山RACDAが発行した「ぼっけえ便利なバスマップ」の創刊だった。 これに刺激され各地の公共交通ボランティアが続々と自分の街のバスマップを作る動きになった。 広島市でも路面電車を考える会の友誼団体広島LRT研究会はバス部会を中心に「バスの超マップ」という路線図を2001年発刊し本年秋版は4版を数えている。 全国のかかる機運を察知して岡山市において第一回全国バスマップサミットが11月7日・11月8日両日行われた。 |
サミット行事 | |
11月7日(金) | ●サミット直前ゼミ 「市民が作り、支える公共交通の未来」(PART1) 講師: 原田 昇氏 (東京大学大学院教授) 〃 鈴木 文彦氏(バスジャーナリスト) ●ミニエクスカーション 「MOMO車中の懇親パーティ」 |
11月8日(土) | ●基調講演:「市民がつくり、支える公共交通の未来(PART2) 講師: 原田 昇氏(東京大学大学院教授) ●参加団体による各地の事例発表(発表順) 広島LRT研究会 山根 政則氏 松江まちかど研究室 田中 隆一氏 ふくい路面電車とまちづくりの会 林 博氏 岡山RACDA 石井 孝幸氏 仙台市 山中 隆行氏 千葉市 渋谷 秀行氏 名古屋市 伊藤 浩行氏 岐阜未来研究団 堀 達哉氏 ●パネルディスカッション:「バスマップ制作ノウハウを交換しよう」 コーディネーター:バスジャーナリスト 鈴木 文彦氏 サポート:東京大学 原田 昇氏 パネラー:広島LRT研究会 山根 政則氏 松江まちかど研究室 田中 隆一氏 ふくい路面電車とまちづくりの会 林 博氏 岡山・路面電車と都市の未来を考える会 岡 将男氏 ●大会宣言発表 |
第1回 全国バスマップサミット 宣言
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市中を走るMOMOを見かけた | 前夜は直前ゼミでビシっと。講師は原田教授。 | |
前夜ゼミの後はMOMOで市内周遊 結局2往復! | 松江大学の参加者は新版発行カンパを実行 good! |
館主独白 広島LRT研究会の代表でもある館主は招かれてマップ作成経過の発表とパネラーとを務めました。 率直な感想は、バスマップづくりは制作方式が未成熟な分野なので、各地マップづくりの方式が全く異なる点にたいへんな興味をもたされ参考になりました。各地ボランティア達の苦労話、特に資金作りの難題や作成秘話が赤裸々に語られました。これらの率直情報交換とノウハウの公開によって、「自分のまちでもバスマップ作りを立ち上げたい」と考えている出席者に勇気と自信を与えるものだと信じます。非常に価値ある熱いサミットであったと評価します。 お願い 広島LRT研究会でもまさに同期して「バスの超マップ(第4版・04年秋版)」を制作発売しました。どうぞ出来栄えをご覧下さい。 →「広島都市圏バスの超マップ」(第4版) |