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#681
2011.12.26

静岡市 LRT推進へ新組織を来年度に設置


去る11/24付の当館にて報告をした 静岡市主催シンポジウム「人と環境にやさしい公共交通」にてコーディネーター・パネリストを務めた人達を主要メンバーとする静岡市LRT導入研究会(清水喜代志副市長、埼玉大大学院の久保田尚教授、静岡商工会議所の後藤康雄会頭、静岡鉄道の三浦孝文専務取締役の4人)は9月末に研究会を発足させた。計4回の会合を重ね、途中シンポジウムでLRT案を公開したりしたが、12/12最終会合を終え、研究内容をとりまとめてこのほど発表。会合後副市長は、来年度にLRT実現に向けた推進組織を設立することを明らかにした。研究内容は年内に田辺信宏市長に提出する。

研究報告では、市中心部の混雑や清水地区での利用者確保、民間会社の開発誘致などが課題として上がり、清水副市長は「新設する推進組織でこうした問題を解決していき、次のステップ、LRTの実現になると、数年かかる」と語った。予算化のめどを示したものとみられる。

 想定される最適なルートとして▽新静岡駅~七間町方面▽同駅~駿河区役所方面▽新清水駅~日の出町方面▽新清水駅~JR清水駅方面--の4ルートを示し、それぞれ52億~102億円の事業費になると試算した。

 また同日、LRT推進の市民団体LRTで結ぶ会が「積極的かつ早急に導入するよう」求める2908人分の署名を田辺市長あてに提出した。

  関連ニュース:シンポジウム「人と環境にやさしい公共交通」 (11/7)

その需要がどれぐらいかということを研究しました。残念ながら、静岡の都心では利用者がそれなりにおりますが、清水のルートについては、交通機関として利用する人が少ないのではないかというのが、公平に推定しました結果です。そうすると、ランニング収支が静岡側はなんとか黒字になりますが、それ以外のルートについては大分赤字ということが現在のところの推計です。          (静岡市ホームページより)

館主の感想:
広島市にて体験したことから判断して、LRTの新設・延長には公・企業だけの発案だけでは成功せず、市民の理解と共同活動が必須と思います。今回の研究会は公と企業のみにて編成されており、成案の早期作成には有効だったと思いますが、次回にはぜひ市民を入れた組織に改編し、一日でも早くLRT路線の実現を図って欲しいものです。



#680
2011.12.19

札幌市電 キャラクター電車 [雪ミク] を運行


札幌市の展望台の藻岩山ロープウエイが2年ぶりに 12/23 リニューアルオープンする。それに合わせ札幌発の人気仮想キャラクタ-初音ミクを雪まつり応援キャラクター仕様にした雪ミクが札幌市電のフルラッピング電車となって登場。

3302号を使用する雪ミク電車の内装や車内放送も特別バージョンにして運行される。

    雪ミク電車の運行期間は12/29より来年3/26まで 
            運行時間は7:00~18:00を予定。

札幌市交通局電車事業所にてお披露目された雪ミク(SNOWMIKU) 2012号

この可愛こちゃんが雪ミクちゃん
右の黒ウサギちゃんが藻岩山の
マスコットキャラクターもーりす
車体に「札幌もいわ山ロープウエイ
   2011.12.23オープン」とPRの246号
        (Photo: 札幌市宮崎さん)



#679
2011.12.12

阪堺電軌 開業100周年 開業時制服でお祝い


大阪市と堺市を結ぶ路面電車の阪堺電気軌道阪堺線14.1kmが12/1、開業100周年を迎え、記念行事があった。当時の制服を再現した詰め襟姿の乗務員や、洋装をまとった住民ら25人が、大阪市の通天閣から西へ、始発駅の恵美須町まで300mほどパレードした。

同線は1911(明治44)年12月1日、恵美須町―大小路間で運転を始め、翌年、浜寺駅前へ延伸された。1951(昭和26)年度に6200万人だった乗客(住吉で接続する上町線を含む)は2009年度に722万人に激減。阪堺電軌は堺市内の7.9kmの廃止を検討したが、市が昨年、総額50億円の支援を決めたことから存続が決まった。

阪堺電軌の山本拓郎社長は「色々と紆余曲折があったが、大阪唯一の路面電車として100周年を迎えられた。皆さまに感謝したい」とあいさつ。テープカット後、1928(昭和3)年製造の現役最古の記念電車が出発した。 
                                   (by:朝日新聞)

阪堺線恵美須町駅でテープカットする参加者 


館主の感想:
 堺市は前市長木原氏の時代には阪堺電軌に交差してLRT東西線案がかなり成熟して富山市に続く第2のLRT都市になると期待されていました。然し2009年の選挙で当選された竹山新市長は「堺市の東西線計画は撤回」を表明し堺市の路面電車・LRT熱はここで断絶したかに見えました.。しかし昨年来より市長の都市交通観察眼も若干変化が見えまして、「市の50億円支援策発表」などと空気も違ってきたように感じます。今回は関係会社が阪堺100周年を祝うことになったのはこの温もりを感じられたからのことでしょうか。LRT化への前進を期待します。



#678   2011.12.5

広島電鉄 大田哲哉会長が死去




大田さんが交通文化賞を受賞
された2001年頃のお元気な
写真です
広島電鉄にて1996年4月から2010年6月まで14年間広島電鉄の社長を務められた大田哲哉氏が11月7日、膵臓がんのため死去された。70才であった。

氏は1963年広島電鉄入社時には電車部門に就業。その後はコンピュータ部門、経営企画部門等を経て不動産部門に長く従事。1996年に広島電鉄社長に就任するや電車部門の近代化に尽くされた。まずはドイツ製のLRT・Green Mover を思い切って導入し、12編成化が完成した。 引き続き2004年には近車/三菱三原/東洋電機で国産したLRT・Green Mover maxの導入を開始、2007年には10編成が揃い、2種類のLRVが広島市内の電車ネットを駆けめぐることになった。

氏の活動は華やかな新車導入に止まらず、旧い単車電車のみだった宇品線へ宮島線から3両連接の新車を転用、更に電停の広幅化改善、路盤の敷石からコンクリ化に切換て保守を改善、西広島駅の大改造等も実行された。次には横川駅と宇品港の路面電車の延伸も実行。 こういう次第で、かって市民として要望していた「公共交通機関としての快適な路面電車を実現」に対し、積極的な打ち手が着々実行された。 一方社内経営的にはカンパニー制の導入等企業の合理化に対しても数々のテーマを積極的に進められた。

一都市の路面電車についての鮮やかな経営策が花開き、これが路面電車復権の全国的シンボルと認識され、経営者ご本人に対し2001年国土交通省の「交通文化賞」を受賞された。

広島電鉄の社長としては2010年6月まで実に14年間を務められたことになる。

氏の活躍はひとり広島電鉄に止まらない。2001年4月には広島経済同友会代表幹事に就任、2005年まで4年間を務められた。
次いで2007年11月に広島商工会議所会頭に就任され、以降3年間会頭の要職を務められたが、2010年10月体調不良にて退任された。
2011年6月旭日中綬章後今日に至った。

お別れ会は 12月20日(火)  リーガロイヤルホテル広島にて
         11:00~13:00

館主の大田哲哉氏に対する個人的思い入れ:

大田さんは私より丁度10才歳下になります。出会いは15年前の1996年4月。氏が不動産部門より社長に昇進されたので、とある日の午前に当時電車部門の責任者中尾正俊氏より上階の社長室に案内され紹介されました。その時の私の肩書きを市民団体「路面電車を考える会」の代表として紹介されたように思います。

電車・バス・不動産その他関連事業の長たる大田さんですが、当然広島電鉄の電車部門の興隆・課題等について話をされるものと思いきや、真っ先に自分のとった行動=広電タクシーの売却についての意図・感想でした。
その当時の私は東京の会社にて長年会社組織改編の仕事をして、先年広島市にUターンしたばかりですから、脳裏には会社組織論・行動論が充分に残っています。若かった私は「広電の電車バス不動産経営については、分社的経営に徹すべきである。まずタクシー部門の切り離しは分社経営の第一歩でありましょう」と熱弁を振るったことを今でも鮮明に思い出します。結局正味一時間、路面電車の運営には全く触れなくて経営論・分社論に終始しましたので、同席の中尾氏もさぞ愕かれ呆れられたことでしょう。然し今でもあの気さくさ、率直さなので、燃えて会話した感覚を、その後の大田氏への爽快な好意の原点として持ち続けて居ます。

その後はこれほどのコンタクトはありませんけど、大田さんらしい記憶に残る決断だなと感じたのは、2009年電車従業員給与体系の抜本的な改善実行のことです。2001年にバス部門赤字が経営を圧迫した当時、電車乗務員・バス乗務員の新規採用を1年更新の契約社員のみ採用としました。当然賃金は固定で退職金もない。一方正社員の方もベースアップは極小となる。この硬直状態を突破するため会社と組合は「契約社員に昇級とボーナスを採り入れる代わりにベテラン正社員の一部は徐々に月給を下げる。 激変緩和措置として減額は10年間徐々に実行する。契約社員は正社員化する」という提案を出し合った。この情報には愕きました。理屈はともかく、日本のどこにこういうことが実行できる会社があるでしょうか? 相当の説得力と決断力があることと推察感服しました。

さて今回の70才という若さで亡くなられるというご不幸。もし氏が今も会議所会頭なれば、履歴といい説得力といい、脂がのりきっている年齢ではないでしょうか。 私が気になる広島市の路面電車第一課題広島駅の始発電停から駅前大橋経由で南下直進させて稲荷町電停に短絡させること。これで都心への時間・エネルギーを激減させる合理化案の実現です。ただいま広島市がこの課題に注力しているようですけど、バス・タクシー事業者との調整等エネルギーが相当要りそうですね。個人的ですけど「もし大田さんが居たならナー。だいぶ速度が違うのでは?」と嘆く次第です。広島市は惜しい人材を失いました。合掌。



#677
2011.11.28

熊本市電 「日本鉄道賞/路面電車活性化賞」を受賞


熊本市交通局がこのほでど第10回日本鉄道賞の路面電車活性化賞を受賞した。国土交通省などでつくる選考委員会が選定した。
 
 受賞対象は、JR熊本駅前~田崎橋電停間の軌道を道路中央から歩道側に寄せたサイドリザベーション化などを実行し、市民の利便性を向上させた取り組みが評価された。

熊本市電の利便性向上にはその他、JR新水前寺前駅との乗り継ぎ円滑化や軌道緑化、運行系統の名称変更等々、九州新幹線開業に合わせた、路線全体の活性化させたことも認められた。

JR熊本駅前の市電軌道敷のサイドリザベーション
(道路の端に線路を敷設し、中央部を自動車用に
譲っている方式をサイドリザベーションと称する)
熊本市電の芝生軌道

館主の感想:
 1997年4月、日本で初のLRVを導入し日本の路面電車近代化の大きなのろしを揚げたのが熊本市電であったのは今でも記憶に生々しいです。その後路面電車ネットに次々と改革を試みたのは皆さん承知ですね。この度の九州新幹線開業に合わせたように路面電車活性化賞を受賞されたことは正に時機に合っていると言うべきです。

かねてからの個人的謎ですけど、熊本市電という公の組織が長年日本での路面電車革新の先頭を走り続けてこられたことを実は不思議に思っています。どなたか隠れた推進者がいらっしゃるのでしょうか?? 教えてください



#676
2011.11.21

東京都 幸せ運ぶ黄色い電車 荒川線と世田谷線で運行


幸せの黄色い電車! 都と東急電鉄は11/1から都電荒川線と東急世田谷線で共同キャンペーン黄色い電車でハッピーに!の運行を展開している。両線に1両づづしかない黄色い車体を見ると幸せになれるという都市伝説に基づく企画。期間は11/30まで。

即ち、都電荒川線(三ノ輪橋―早稲田)には、全38両のうち1両だけ「黄色い車両」が走っている。同じ場所で目にできるのは1日に数回という珍しさ。

世田谷区内を走る東急世田谷線(三軒茶屋―下高井戸)は、10編成のうち1編成が黄色。「都電にあやかろう」と共同キャンペーンにつながった

都電は1日あたりの乗車人員が49,517人(2010年度)と、5年で9%ほど減っている。目を付けたのが「黄色い車体を見ると幸せになれる」という都市伝説になった次第。昨年末に黄色の車両が走り始めてから広まったという。黄色の電車を見に来る人が増えれば、乗ってもくれるはずというのがねらい。車両には共通のヘッドマークを付けて運行する。

都電荒川線8500形黄色電車

東急世田谷線306号黄色電車

館主の感想:
 今年10月に実施された「都電百周年 花電車運行」といい、先月ははるばる札幌市からササラ電車を運び込み都民に展示するとか、今回の幸せの黄色い電車運行アイデア等々、東京都交通局の路面電車に対する真摯な愛情と真剣な経営改善への取り組みにはいつも敬意を抱いております。



#674
2011.11.7

静岡市 シンポジウム「人と環境にやさしい公共交通」開催


静岡市では、高齢社会の対応、環境問題などを踏まえ、交通利便性の向上、都市シンボルとして「活気あるまちづくり」に寄与するLRTの導入を検討しています。
 「なぜ、今、LRTなのか」、導入の必要性や課題などを専門家、交通事業者、経済界などと将来の公共交通について考えてみませんか?



静岡市公共交通シンポジウム

 「人と環境にやさしい公共交通の展望
  ~市民が育て、まちを育てる公共交通を目指して~」    
    



●日 時:2011年11月12日(土) 18:30 ~20:30 

●会 場:しずぎんホール 「ユーフォニア」
         (静岡市葵区追手町1-13 アゴラ静岡8階)

プログラム:
  
 ◆
 基調講演 :「LRTとまちづくり」
        講演者:久保田 尚(埼玉大学大学院 教授 久保田 尚)

    ◆静岡市LRT導入研究状況報告
        報告者:清水 喜代志(静岡市 副市長)

    ◆パネルディスカッション
     テーマ:静岡市の未来への提案(まちづくりと公共交通)~LRT導入の可能性~
    
     コーディネーター:川口 宗敏 (静岡文化芸術大学大学院 教授)
   
     パネリスト:久保田 尚 (埼玉大学大学院 教授)
            五十嵐 仁 (静岡商工会議所 専務理事)
            三浦 孝文 (静岡鉄道株式会社 専務取締役)
            史 絵.(鉄道ジャーナリスト)
            清水喜代志 (静岡市 副市長)
 
      司会:カズ&アイ(静岡よしもと所属)           
         
●定 員  460名 (入場料は無料 事前申込不用)

問い合わせ先: 静岡市都市局都市計画部交通政策課
                  054-221-1471

館主より:
 交本年8/29の当館情報として「静岡市は、整備を検討している新交通システムのLRTについて、導入に向けたLRT導入研究会が9月に設立されることになり、2011年内にも方向性を示す方針。これは、静岡商工会議所の後藤康雄会頭の呼びかけで田辺静岡市長、酒井静岡鉄道社長の3者の協議により決めたもの。研究会の委員は久保田埼玉大学大学院教授、後藤会頭、三浦静岡鉄道専務、清水副市長の4人で構成予定である」と掲載しました。

この公の方々の呼びかけから今回のシンポジウムが開催されたようです。今年の静岡市の動きは本物の動きとして大いに注目されます。

また公の動きに対応し、市民団体もLRT導入に関するパブリックコメント募集もしています。

  
参考ページ: 静岡市 LRT導入検討委員会 が9月に発足 
                                 (8/29)



#673
2011.11.3

金沢市 LRTの会が新幹線と街を結ぶLRT活動


 金沢・LRTと暮らしを考える会は社会資本整備や鉄道技術に詳しい市内外の15人でつくる会である。富山、福井両県でLRT化機運が高まった2003年に発足、研究を重ねて2007年には金沢都市圏のLRT化構想を市に提出している。

 この時は注目度が低かったが、北陸新幹線の14年度開業が近づいたのと、石川線沿線住民が利用促進連絡会をつくるなどの状況変化を受け、新たな提案でLRT実現に本腰を入れることにした。

 今回は、金沢市の野町が発着駅の北鉄石川線を、LRTで金沢市中心部の香林坊付近まで結ぶことを提案。いずれはJR金沢駅までつないで新幹線利用の観光客を白山方面へ誘導しようと企画。LRTで、北鉄石川線存続と、金沢中心市街地双方の活性化につなげるとアピールする。

かつて金沢市で走っていた路面電車は、渋滞や事故の原因となっているなどの理由で1967年に廃止。会は、その後も渋滞は緩和されていないとして、富山のLRT導入事例などを受けて復活を提案。市中心部に「背骨」として環境に優しいLRTを整備し、そこにバス網を結節する手法を提唱してきた。

     同会のホームページ:金沢・LRTと暮らしを考える会


 
都心部の環状ルートと放射状LRT路線候補網
掲載の同会ホームページ:北鉄石川線の活用で市街地中心地まで

館主感想:
実は私は、金沢市にLRTを活用して街の活性化に役立てようと8年も前から熱心な活動を続けている市民団体があることを、知りませんでした。ぜひ上記の同会ホームページを一度ご覧下さい。びっくりします。新幹線開業はチャンスですね。



#671
2011.10.24

岡山市 岡山電氣軌道 MOMO2 デビュー


鉄道記念日の翌日にあたる10/15、岡山電氣軌道の新型LRT・MOMO2が颯爽とデビューした。2両編成の内装は1両が濃い茶色で、もう1両が白。木製の対面型のいすや机、20インチの液晶モニターを備えた次世代型である。

 この日は、運行する岡山電軌の東山北車庫にてセレモニーがあった。市内の三友保育園の園児らが興奮した様子で試乗。真新しい木材のにおいがする車内で、「かっこいい」「毎日乗りたい」などと歓声を上げていた。

9年ぶりに導入し、2両1編成で定員は74人。乗降口の段差をなくした外観はそのままに、内装を車両ごとに古典とモダンの異なるデザインにした

同市出身の工業デザイナー水戸岡鋭治さんが、MOMO1と同様、外観、内装とも手がけた。内装は、濃い茶色を基調にした高級感あふれる車両と、白色を基調にしたモダンな車両に分けられ、どちらも床や椅子などに木材を多用している。外観はヘッドライトを立体化した。

以前の車両には「木製の椅子で腰が痛くなる」「画面表示が見にくい」などの高齢者らの声も寄せられていたため、自由に使えるクッションを常設したり、画面を20インチへと約3倍にして写真や図も表示できる電子看板を設置したりと改良されている。

同社は、MOMO2を街の動くランドマークにしたいと期待している。


MOMO 2 全体図

営業運転初日はしゃぐ園児たち

広々とした運転台

車両正面のロゴ 車窓を眺めながらのワイン電車

館主感想:
9年前にMOMO1号がデビューしたとき、広島市から試乗に行きましたが、「さすがJR九州全列車のデザインを手がける水戸岡さんが郷里岡山の新作LRTを手がけたものですね」といたく感心しました。今回は久しぶりの新型車ですから、更にいろいろグレードアップされているようです。(^_^)