max12(#379) 06.9.25

グリーンムーバー max 2006年度ローレル賞を受賞  ・


広島電鉄グリーンムーバーmax5100形は鉄道友の会より06年度ローレル賞を受賞し、9月23日雲一つ無い晴天の下、広島電鉄本社構内にて表彰式が行われた。式はテープカットに続き、鉄道友の会 馬渡一真会長より広島電鉄 大田哲哉社長に表彰状と楯が贈られた。

広島電鉄の新型LRTグリーンムーバーmaxは純国産の100%低床車として開発され、05年3月以来既に4編成が広島市内で運用されてる。今年度中更に3編成増備されるはずで、今やすっかり市民に馴染んでいる存在。 

6年前にドイツから輸入し運用してきたグリーンムーバー5000形は画期的低床車両として2000年秋にローレル賞を受賞したが、これで広電のローレル賞受賞は2回目。大田社長は答辞にて、「『超低床LRV研究組合の成果を生かしたい』という思いから当社次期のLRVとして採用を決意した」という経緯が紹介された。


受賞記念式はテープカットとくす玉割りにて開会
馬渡友の会会長(右)より大田社長(左)に賞状の手渡し
グリーンムーバーmax初号・5101号に取り付けられたローレル賞ヘッドマーク
受賞記念パセオカード

          参考サイト:鉄道友の会 選定車両解説

広島市では新型車が続々投入されて年々美しく変貌し、その成果を市民として受けている訳で嬉しいことでです。私事ですが、今回の式では館主もファンの立場から くす玉割り の役をお手伝いをしました。名誉なことです。


max11(#340) 06.3.6

広島電鉄 Green Mover max 1〜4号全車をいっせい展示 


広島電鉄 Green Mover max は5104号の搬入整備をもって本年度分の増備を終える。これを記念し、3月4日土曜日午後、1号から4号までのmax全車のいっせい展示を宮島線荒手車庫にて実施し、大勢のファンにご披露した。

荒手車庫の西側線路にて展示風景。これ以降も続々ファン人数は増加した。(隣接病院屋上より)
1景。手前5101〜5号までをずらして展示。 2景。 今度は車庫前に横並べに整列
3景。次は5103を乗車開放。マイクも電源入り
で開放。子供は「次は八丁堀〜」などと結構上手
最後は5103号を回送扱いにて使用し、
来場者を市内の希望電停まで運びお開き。


max10(#339) 06.2.27

ルポルタージュ 「新車Green Mover max 5102に乗り合わせた」 


2月25日午後会合の帰り道、偶然に先週営業運転を始めたGreen Mover maxに乗り合わせた。どれどれと電車ファンらしい好奇心で、広島港発広島駅行き(市役所前→広島駅)および折り返し便の広島駅→東紙屋町間を乗車しました。(1号線) 本編は気になる新車についての主観的なルポルタージュです。

広島市都心紙屋町東電停の風景 市役所前から乗車時けっこう混んでいた
これならmaxも採算黒字だろうと直感
どこか変わったか?
ロゴは5101号のGreen Mover の細字や紅葉デザインを廃して右のようにすっきりさせた
天井搭載のVVVF、SIVの機材変更はないが、コンテナーを一体型にとデザイン変更した。
もみじにこだわるmax。1号の文字を廃止し2号は3枚に増加。 美しくなったかしら?
その他車内インテリアの変更は、壁色を明るくし、握り棒の小改良程度の微変更に止まる。
乗車して気が付いたことなど
インテリアは基本的には変わっていないと思いましたが・・・・
電光運賃表示以外に運賃大人・子供・同伴者
の定義等の現実的説明が大書されている
真ん中の黄色三つ又握り棒を満員時に皆さんが掴み
これは具合が良いと感じた。ちょっとした工夫が大事
maxの特長の第一はて如何にして座席数を増やす
かにあった。これは最大限成功した模様である。
少女は細田瑠璃ちゃん。3才。
座席を増やしたいと言っても、車椅子専用スペ
ースは断固として確保しているのがmaxの決意。
跳ね上げ式椅子など姑息なものは使用しない。
天井に設けられたシーリングライト。
見た目に薄暗く感じたが、座席にて新書本を読ん
でみた。 意外に明るくて車両の揺れもごく小さい
し、これならOKだと認識。
広島駅で乗車したオーストラリア・ケアンズ市から来た
観光客夫妻。PEACE PARK とMIYAJIMAに行くという。
いま壁上部のmapで降車場所HACHOBORIを確認中。
座席の横にしっかり大型スーツケース2個置いてある。
低床車の威力!この車両は新車だと自慢してあげた。


max9(#335) 06.2.2

広島電鉄 Green Mover max 5102、-03、-04号搬入情報


いささかマニアックな情報ですが・・・
一昨年12/19Green Mover maxの1号車が江波車庫に到着し、すぐに荒手車庫に回送され整備。05年3/31に営業運転を開始した。その後の継続車の運用が待たれるところであるが、このほど本年度分継続車5102号5103号5104号の搬入予定が発表された。
作業内容 車号および搬入予定日
5102号 5103号 5104号
2月1日
 (水)
2月13日
 (月)
2月23日
 (木)
江波車庫へ到着 4:00予定
搬入作業 8:00〜16:00
江波車庫から
荒手車庫へ回送
19:00〜20:00
営業開始予定日 2月13日 2月23日 3月7日
広島電鉄より取材者に注意:
 ◎規制材内(カラーコーン等)での取材は出来ません。現場担当者の指示に従う。
 ◎工事車両には十分気を付けてください
 ◎怪我等のトラブルには会社は一切責任をもちません。
 ◎駐車場はありません
●館主追記:江波車庫への回送時間が5102号は出庫が17時とずいぶん
  早まったようです。時間は作業手順が優先することを十分考慮してください。

荒手車庫に回送された5102号
         2月1日に搬入された5102号車のA端宮島側先頭車
                   Photo:小泉浩平氏
鉄道全般だが、路面電車は荒手車庫ウオッチャーの小泉さんが早速撮影したもの。氏によると「フロントマスクは見た目は変更が無いようでしたが側面のロゴやアクセスパネルの形状が変わっているようです」とのことでした。 
       氏のホームページ紹介:K K’s 趣味のホームページ

館主よりお詫び:搬入情報の掲載がウッカリ2日ほど遅れてしまいました。