5000形GreenMover 愛好団体試乗会と車内デザイン 

99.5.31

 5月30日日曜日、五月晴れの空の下、路面電車を考える会、日本路面電車同好会、土佐電鉄の電車を愛する会などなど多くの愛好団体市民を対象に92名が乗車してGreenMover試乗会が行われた。
 広電西広島を1:00p.m.に出発し広島駅間を往復した。座席は全部埋まり、立つ人とは交替で座席具合を試すやら、前方に移動して運転操作を覗き込む人などなど、車内は全員批評家で終始してかしましかった。みんなの関心は揺れの具合や内装にあったようだ。さすがに低床車、窓外の車との目線のちがいを実感したし、ヨーロッパ式の一人掛け式ロングシート、広い貫通部分など注目対象はたくさんあったようだ。
 揺れかたは台車部分と吊り下げ車体とは差があるが概ね揺れは格段に少ないとの評価であった。但し宮島線を走行しなかったので「惜しかった」のご意見を世話役が受けてしまった。
 館主にとってはこれまで内装についての公表を禁じられていて残念であったが、本日晴れて皆さんにご紹介できることが嬉しい。

車内の様子。握り棒のコバルト色が印象的 まだ覆面車なので市民は思わず見つめる。
運転士は本庄さ この写真は拡大可
広電で初めて運賃表示板LEDが付いた。拡大可 SIEMENS、DUEWAG、1999ALNAの銘版も
車椅子固着場所はジャンプシートになっている 運転台横に指導者補助椅子が付く。手前料金機
低床車床面と電停とのレベル差と間隔 広島駅 西広島駅では低床車に合わせ床面削下げ工事が




5000形 GreenMover試乗会風景 営業運転6/9開始 

99.5.25

5月19日広電GreenMoverの試乗会が千田町広電本社−広島駅間で行われた。試乗会は午前中に小学生、午後はお年寄50人と障害団体での車椅子使用による人たちが乗車した。

また当日の発表によるとGreenMoverの営業開始日は6月9日(水)。出発セレモニーが行われる。
この日に覆面フィルムは剥がされ深緑の本来の塗色に変身する。

なお中国新聞によると、運転区間は広島駅〜広電宮島で1日上り5本、下り6本。 さらに10月には3編成が加わり1日の本数は上下20本に増える予定との情報あり。

車椅子で乗り込む様子。渡し板がでるのに注目。右は車内の様子。ドア横に車椅子が固着される。T氏撮影




5000形 GreenMover 市中走行写真 6月上旬より運行開始

99.5.12
5/14訂正

路面電車を考える会の会員YK氏より広島市中を走る覆面GreenMoverの素晴らしい走行写真を送られてきましたので、お目に掛けます。
クリックすると拡大し原画が見れますがますが、重い。 左の写真の原画はは93KBもあります。右は54KB。でも作者は報道より作品を意図されているように推定したので、画質を落とし軽くすることは取りやめました。重くてもよいという方だけクリックしてください。
右の作品に「グリーンムーバーは6月上旬より運行を開始します」と車体脇に描かれているのが目に付きました。これは広電が描いたのでしょうからニュースですね。 撮影日は5/1にあった文字通りの市内試運転日でしょう。→5/14撮影者より訂正MAILが来ました。 「撮影日時は5/6 3:45p.m. 立町電停にて」 と謹んで訂正申し上げます。

広島市中区相生通り立町電停
これは街ゆく人も???でしょうね
覆面ボディーにPR文貼付けの様子





5000形 GreenMover 乗務員習熟運転開始 

99.5.7

昨日5/6午後、宮島線に乗車し荒手車庫前を通過したら、いつも庫内の路線側定位置に鎮座している覆面GreenMoverの姿が見あたらない。 さては本線に出場かと直感し本日改めて様子を見に出かけた。
やっぱり現実はそのとうりで、昨日は社内関係者へのご披露運転。本日よりいよいよ乗務員の習熟運転が始まったらしい。運転時間は昼間で、当分は宮島線(鉄道線)内のみである。市内線(軌道)は後日にずらしてはじまる。
隣接の商工センター前駅に近づいたとき折良く宮島方面から西広島に向かうGreenMoverを発見。 すぐ撮影したが、慌てたため1枚目はちょっと傾いたが初物なのでお披露目します。 車体外見は青みがかったグレイなので、折からの日差しにも目立たず、遠くからではちょっと視認しにくい。
車体内部はよく観察できなかったが、運転者(複数か)以外に何人もの技術員が搭乗しており、計測をしている様子が見えた。本線上の走行状況をチェックしているのであろう。 走行音は小さかったように感じた。 揺れ具合は不明。 車体横の運転開始日予告も見逃した。

左:商工センターに臨時停車し発車したところ 右:草津南へ去る。右方は国道2号線
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