1995年に開催された [第2回路面電車サミット'95 in 広島」にて採決され制定されたのが「路面電車の日」です。翌年6月10日を期して第1回「路面電車の日」が開催されたのですが、早いもので今年で4回目を迎えました。
広島では路面電車を考える会と広島電鉄株式会社との共催にて毎年広電千田町車庫のオープンハウスという形式で開いています。 本年は6月9日(日)に開きました。出し物の白眉はもちろん5000形GREEN
MOVERと3950を並置しての設備・乗り心地比較でした。皆さん座席が気になると見えて座って確かめていましたね。子供達があの高価な?運転座席に立ち上がって飛び跳ねていましたが大丈夫でしたか?
その他広島電鉄側は歴史電車展示、ミニ電車乗車、車庫内工場・変電所等見学コース、電車部品、関連グッズコーナー、売店など例年と同様に賑やかに並びました。 また今年は日本路面電車同好会が協賛して模型電車運転コーナーが初参加。
当会の出し物は本年はまた一本増やして下記の5本にしました。
- 路面電車1000人アンケート」 内容は例年の定点観測項目+新車5000形グリーンムーバー知名度調査
- 「模型。袋町新駅にアストラムと広電同一ホーム化提案」 これは広島LRT研究会発案の一つですが、模型化して披露しました
- 「ビデオ。都市の動く景観としての路面電車」 会員黒原忠悳氏がヨーロッパにて撮影された美しい路面電車特集。新版。
- 「動画。グリーンムーバー運転席からの実景」 会員中田裕一氏の力作CD-ROM。宮島線力行中を運転席より撮影した動画ほか。
- 「ホームページ:路面電車を考える館」放映
当日は好天に恵まれこれまで最高の12,000人の入場者数を記録しました。ちなみに初回96年は6,000人、第2回97年は8,000人、第3回98年は10,000人、と毎年増加しています。(広電調べ) これは「路面電車まつり」が広島市の年中行事として市民に定着しつつあるというしるしでしょうか。(^_^)
館主報告:ホームページへの掲載が遅延したのは、目下「広島LRT研究会」の報告書を集中的纏め作業に入っているためでした。近々こちらでもその内容をご報告する予定です。
以下まつり当日のスナップを掲載します。
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