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#29 | 1998.3.13 | ||
広電 比治山線に3両連接車5編成投入 |
広電では広島駅〜宮島口間に新鋭車3950(3両連接車)型を導入している。現在3951〜3954までが受領され運用中であるが、引き続き2編成がされ計6編成が投入運用されるはずである。 これによる余剰車の活用が注目されたが、現行宮島線では比較的加減速の遅い3000型(旧西鉄福岡市内線、3両連接車)が転出する。 |
広電3000型 平町隆典 |
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#28 | 1998.2.18 | ||
豊橋路面電車、2月19日より豊橋駅に乗り入れ |
「とよはし市電を愛する会」事務局長大辻太一郎氏より下記に情報をいただきました。
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#27 | 98.2.4 | |
広島市東西線案3月中結論はむり。2・3ヶ月延期か。交通委員会を傍聴してみて |
12月25日に行われた市交通委員会の討議は時間不足で残りの討議を1月27日に行われた。
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#26 | 98.1.25 | ||
広島市東西線と広電平和大通り線、市民シンポジウム |
広島市は東西線案を市議会の交通委員会に提案審議中であり、一方では広電は同じ平和大通りを利用する平和大通り構想を広島都市圏交通連絡会議と広島市に提案した。両案とも市民生活に関連が深く非常な関心を呼んでいる。考える会としては、雲の上で審議されている両案について、市民にも説明して貰える機会を持ちたいと両当事者に提案し応諾を得て、いわば市民シンポジウムといったものが開催された。 市民がかかるシンポを催すのは珍しいとかで、在広島のTV5社と各新聞社とが取材に参加したのも当会としては異例であった。 会議の進行は下記のとうりであるが、内容は会員のメモを集めて編集したもので能う限り全般を纏めたものである。 翌日からは会議の模様がTV新聞を通じて報道され、市民の認識に寄与したことも有益であったと信じる。 |
広島テレビでは「広島市の交通体系にもの申す 電車シンポで議論百出」なる見出しが付けられた | ||||
TVでは市の高架案も参考表示 | 議論は白熱。最後は時間不足で発言不能者も出た。右画はNHK |
以下は当日の討議記録
【シンポジウムの構成および進め方】 講師: 広島市道路交通局 都市交通部計画課 課長補佐 立岩 薫氏 〃 〃 主任技師 国信 直之氏 広島電鉄株式会社 電車部運輸課 課長 池田 巧氏 〃 保線課 課長 井手原誠氏 司会進行 : 路面電車を考える会事務局長 山根 政則 質疑意見発表の時間を確保するため、通例となっている基調講演等をすべて省略して広島電鉄、広島市からそれぞれの新線案の概要説明(各10分間) を受けた後直ちに質疑応答意見表明に移った。 なお新線案の概要説明では広電の準備された資料の中に欧米のLRTの紹介が含まれていて参会者にLRTのイメージを持って貰うのに好都合と考えられたので発表順序を広電→市の順とした。 【議題の提起】司会者本日のシンポジウムで出席者の意志をまとめるとかの思惑はない。広島市および広島電鉄の案を公平に聞いて市民として判断をして貰いたい。又市広電は参加者の意見を施策に生かして貰いたいと会の趣旨を説明した。広島電鉄(OHP併用資料A3判両面印刷1葉)持ち時間の半分以上がヨーロッパおよびアメリカでのLRT実例の、主として写真による紹介に費やされた新線構想の説明は広島市デルタ部の地図と平和公園前の鳥瞰イメージ図上で簡単に済まされた(時間が足りなかった?)。平和大通新線の他に松川町〜稲荷町〜広島駅前付け替え構想にも触れた。両線で1)近代化 2)利便性(速達性)向上 3)特色ある街造りに貢献したいと強調した。 広島市(OHP併用資料A3判2葉アストラムラインカタログ(H7.1)のコピー)西部丘陵都市線南北線東西線を含めた新規軌道系検討の全般について八十島委員会の諮問から現在までの審議経過今後の検討手順各構想路線の概要(事業費等に重点)が説明された。西部丘陵都市線は西広島延長にこれと一体のものと考えている東西線は新交通システムの高架又は地下案のいずれかに更に南北線は広大跡地までの区間整備地下案にそれぞれ事実上絞られていることを明らかにした。 【質疑応答意見表明の要約】(発言順)司会者から討議の効率を高めるため次の順に質問を受け付けるとの方針が示された。
【記録作成者の所見】予想以上に参加者があり立ち見の人が相当数におよびその殆どが終会まで立ったままで参加された。発言希望者も多く時間切れ閉会時にもまだ挙手者が見られた。出席者はやや高年齢層に片寄っており若い人は少なかった。特に女性の参加者は(マスコミ取材陣を除くと)僅かであった。 質疑意見発表は路面電車に好意的なものが多かったが記録を整理してみると路面電車に厳しい意見も散見される。自分は発言できなかったが、路面電車案には反対だと受付に意志表示して退場した人が1名あった由である マスコミ取材も多く在広TV局は全社が揃った。今後これらがどのような論調で報道するかが問題と思う。 この記録には録音を併用せず、メモだけで作成した。正式議事録として扱うには疑問があるため表題は単に記録とした。 以 上 |
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. | 広島市東西線新交通高架案 | 広島電鉄平和大通り線LRT案 |
1.建設費 | 1600億円 (広域公園〜西広島700億+ 東西線900億円) |
48億円+α (別途に地下埋設物、高潮対策 護岸工事等土建工事追加) |
2.予想運賃 | 己斐〜白神社 220円? | 己斐〜白神社 (市内均一?) |
3.工事期間 | 5〜10年? (札仙福地下鉄平均11.5年) |
1年間 |
4.建設開始見通し | 平成14年 | 認可後1〜2年? |
5.輸送能力(100m路) | 最大利用見込数 11万人/日 /平成32年 最大12,000人/時 |
ラッシュ時は 7320人/→8340人/時 最大10,000人/時 37%アップ |
6.長期輸送能力 | 広島都市圏の人口増加率は 6%の見込み。対応力充分 |
第2次案として平和通りから 駅前大橋経由駅行き案策定 |
7.乗客の確保 | 路面電車から4万人+α バスから2万人+α、 徒歩2輪等から1.3万人 計 7.3万人 転換移乗 |
現広島駅行き乗客の平行移動+高速化によるプラスα |
8.交通事業者への補償 | まず事業者に工夫努力を求める 補償はその結果で考慮 |
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9.環境保護 景観への影響 騒音程度は |
平和通りに日照日陰問題発生 橋脚があるから緑地を一部 削る可能性 |
100mの南側を通す 緑地を巾1mくらい削る センタポール芝生貼り |
静か | アストラムよりは大 | |
10.安全性快適性 | 安全性高し | 新式の低床式車両採用 |
11.利便性 移動所要時間短縮 (現行表定速度11.5km/h) 乗降のし易さ |
西広島〜紙屋町18分→15分 (要乗換) 西広島〜袋町22分→8分 |
西広島〜紙屋町18分→13分 (優先信号にすれば10分) 西広島〜白神社 22分→9分 (優先信号にすれば7分) |
エスカレータエレベータ、階段 | 水平移動ゆえ簡単。短い区間 の市内移動はこちらが便利 | |
12.都市活性化と商店街への影響 | 中央通りには繁栄に貢献? | あまり影響がない |
13.自動車交通への影響 | 高架なので影響なし | 交差点部での左右折等円滑な流れの確保に影響 |
14.西風新都住民にとっては? | 直通で市内へ行ける | 建設中の高規格道路をバスで中心部への運行となる |
15.宮島線住民にとっては? | 袋町、富士見町方面へは便利に なる |
都心への運行時間が速くなる |
16.一般市民にとっては? | 差し当たり、電車バスの便数低下路線網縮小が心配 |
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17.課題 | 財政難 (97/9/11報道:99年度に財政 破綻が予想される・・) |
市案が実行されると電車・バ ス会社とも存続に影響 |
(参考) 札・仙・広・福・実績比較 平成7年度 累積損失 札幌市営 △ 303億円 △2,587億円 「市資料」 仙台市営 △ 111億円 △ 522億円 〃 広島高速交通 △ 18億円 △ 58億円 〃 広島電鉄 6億円 − 「鉄道統計年報」 福岡市営 △137億円 △1,033億円 「市資料」 |
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#25 | 97.12.28 | ||
12/25の広島市交通委員会を傍聴してみて |
12/25日に行われた広島市の「都市交通問題調査特別委員会」の第3回の討議を傍聴できた。 |
携帯のデジカメで早速審議風景を撮影しようとして、 1枚撮ったところで、職員に「撮影はあらかじめ委員長 の許可が要ります」と断られました。 そういうことでこれは貴重な?一枚です。 委員長さん次回ではよろしく御許可願います。 |
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